電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-15-15
RGB 色空間での明度と彩度に対する任意処理の実現
◎神山美奈子・田口 亮(東京都市大)
ディジタル画像・映像機器の普及により、一般家庭でもカラー画像を扱うようになり、撮影時の不備を改善し、ヒトが見やすい綺麗な画像にするためのカラー画像・映像信号処理に対する要求が高まっている.ヒトの色に対する3属性は色相、彩度、明度で、視覚は特に色相の変化に敏感であるため、処理前後で色相を保存する必要がある.
ディジタル画像・映像機器における取得・表示系では、カラー画像をRGB 色空間で取り扱っているため、処理系も同様にRGB 色空間で行うことが好ましいこととなる.
本論文では、RGB 色空間上の処理において「色相と彩度を不変とする明度のみを変換する処理形態」と「色相と明度を不変とする彩度のみを変換する処理形態」を提案する.この2 つの処理形態を縦続に接続することによって、RGB色空間上で、明度と彩度に所望する階調値変換処理を施す
ことが可能となる.