電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-10
対話型進化計算による物体デザインシステム―感性評価値の導入―
◎檜山 翼(明大)・中村美惠子(東京芸大)・宮下芳明(明大)・飛谷謙介・長田典子(関西学院大)・荒川 薫(明大)
多数のデザインからユーザが最も好みのデザイン(最適解)を選ぶことは、サンプル数が非常に多い場合、選択に時間を要し困難となる。最適解を効率的に求める方法として、対話型進化計算が挙げられるが、個体の生成をランダムに行うと、好みのデザインが出力されるまでに多くの世代交代を要し、容易に最適解にたどり着けないという問題があった。本稿では、化粧品ケースのデザインを想定し、対話型進化計算に人の感性評価値を導入してユーザの評価が高いデザインの発生確率を高め、所望のデザインを効率よく生成することができる手法を提案する。計算機シミュレーションにより、本方式の有用性を示す。