電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-5
複数解像度・複数フレームレート動画像によるグローバルモーションを用いたフレーム補間手法の性能評価
◎上坂浩貴・今川隆司・筒井 弘・宮永喜一(北大)
従来のフレーム補間手法では,単一解像度・フレームレート動画像のフレーム間に,補間により中間画像を生成することでフレームレートを高くしているが,補間する間隔が大きくなると,動き情報の欠落により動きを正しく再現することが困難になる.そこで本稿では,高解像度・低フレームレート成分と低解像度・高フレームレート成分を用いて,グローバルモーション推定に基づく補間を行うことにより,高解像度・高フレームレート動画像を生成する.低解像度・高フレームレート成分に保持された動き情報を基に高解像度フレームを用いて補間フレームを生成することにより正確に動きを再現する.補間前の動画像のデータ量を揃えて従来法と提案手法を比較した結果,平均約15dBの画質改善が得られた.