電子情報通信学会ソサイエティ大会講演要旨
A-20-3
グローバルモーション推定と背景差分法による動領域検出における縮小画像を用いた計算量削減
◎鴻上慎吾・今川隆司・筒井 弘・宮永喜一(北大)
本稿ではグローバルモーション(GM)推定と背景差分法による動領域抽出法における縮小画像を用いた計算量削減手法を提案する.縮小に伴って画像内の特徴点が減少し,その結果GM推定の精度が低下しノイズが発生する.これに対し本手法では,メディアンフィルタとラベリング処理を用いることでノイズ除去を
行う.検出精度の評価にはF尺度を用い,非縮小画像を使用したものとの相対的な評価を行った.フィルタサイズやラベリング処理のパラメタを適切に設定することで,F尺度は0.8以上の値を得ることができ,1/16に縮小した画像を用いた場合,動領域抽出に要する時間を1/40に削減することが出来た.