電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-4
霞除去を利用したデジタル映像の湯気除去
○片山美佳・辻 裕之・木村誠聡(神奈川工科大)
東京電力HDは原子力発電所の格納容器にあるペデスタル内構造物を調査する際、調査用のカメラで内部の様子を映し出している、この時、撮影されたデジタル映像内に映る湯気により、画像が見えづらくなってしまう問題が存在している。気によって画像の鮮明度が低下することは、霧、もや等といった外部でよく発生する自然現象の鮮明度の低下は屋外カメラと同等であると考えられる。この霧、もや等に対する鮮明度の向上は、Heらの手法による霞除去によって成しえている。そこで本研究ではHeらの霞除去手法を湯気の除去に適用し、福島第一原子力発電所2号機格納容器ペデスタル内構造物の画像の鮮明化を目的とし、その有効性について検証していく。