電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-9
射影に基づいた二次元ヒストグラム指定法
◎植田祥明(山口大)・古賀崇了(徳山高専)・末竹規哲・内野英治(山口大)
ヒストグラム指定法では,ヒストグラムが任意の分布に近づくように変換が行われる.多次元分布への適用を目的として,ラドン変換に基づくヒストグラム指定法(Iterative Distribution Transfer: IDT)が提案されている.IDTでは,入力ヒストグラムを任意の目標ヒストグラムに近づけることが可能である.しかし,IDTによる変換結果は値域を保証しておらず,表現可能領域を超える場合がある.画像処理においてIDTを用いると,色空間内の表現可能領域(色域)を飛び出て変換される場合がある.本報告では,変換結果の値域を保証した2次元ヒストグラム指定法を提案する.実験では,分布間距離を用いて提案手法の有効性を検証する.