電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-6
パーティクルフィルタを用いた降雨予測システムの検討
◎小原一貴・岡田 実・東野武史(奈良先端大)
近年, 急速に発達する局地的豪雨の問題を解決するために, 高い時間分解能, 空間分解能の気象レーダの開発が必要とされてきた. 近年利用が検討されている気象レーダに, フェーズドアレイレーダがある. フェーズドアレイレーダは3次元分布を観測することが可能である. しかし, 観測データは膨大な量であり, 観測データの伝送や時空間分解能の高い降雨予測システムを実現させるには, 本検討ではフェーズドアレイレーダから得られるデータの利用を検討する. 安価なインターネット回線を用いた多数の地域での活用を考えるとより少ないデータ量でのシステム実現が必要とされる. そこで本検討では, フェーズドアレイレーダから得られるパラメータから降水強度のみを用いて, パーティクルフィルタによる状態推定を用いた簡単な降雨予測システムの検討を行う.