電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-5
25GHz 回線による簡易降雨センサの開発
金子裕哉・東野武史・ズオンクオン タン・油谷 曉・○岡田 実(奈良先端大)
近年、「ゲリラ豪雨」のような集中豪雨による災害が頻発しており、降雨のリアルタイム観測網の構築が望まれている。特に東南アジアなど発展途上国では、コスト等の問題があり、雨量計を高密度に配置することは困難である。降雨レーダは広い範囲の降雨を観測することが可能であるが、降雨レーダの性質上、観測点の 1-2km 上空の雨粒を観測しており、地表での実際の降雨との差が問題となる。そこで、地表での降雨量を簡易的に測定するため、既存の25GHz データリンクの降雨減衰を用いた降雨センサを構築し、既存のデータリンクで降雨観測が可能であることを示した。