電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-53
レンズ歪み補正付き動き補償方式の検討
○高木政徳・渡辺 裕(早大)・河村 圭・内藤 整(KDDI研)
ウェアラブルカメラ等, 広角レンズを用いて撮影された動画像には, 樽型歪曲収差を持つという特徴がある. 主要な圧縮技術の一つである平行移動型のフレーム間動き補償は, 歪みを持つ動画像には有効でないと考えられる. 本稿では, フレームに対してブロックマッチング法を用いて動き補償を行う手法について検討し, 歪み補正の際の画素補間法としてbicubic法が十分有効であること確認した.また, 樽型歪曲収差を持つ2画像に対して歪み補正を施してからブロックマッチングを行うことで, 大きいブロックで予測画像を生成した際に予測誤差が減少することを確認し, 樽型歪曲収差を持つ動画像に対して歪み補正付き動き補償が有効であることを示した.