電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-6-12
アプリケーション状態に応じたAndroid GCの選択
○濱中真太郎・坂本寛和(工学院大)・小口正人(お茶の水女子大)・山口実靖(工学院大)
Androidには,OS内の空きメモリ容量が閾値より少なくなるとアプリケーションプロセスを強制終了するLow Memory Killerという機能がある.強制終了されたアプリケーションを再度起動するには,プロセスの再生成が必要となり,起動に長い時間を要する.また,Android OS上で動作するアプリケーションはART (Android Runtime)上で動作する.ARTのメモリ管理機能のひとつにGC(Garbage Collection)機能があり,複数のGCアルゴリズムが実装されている.GCの選択によりプロセスのメモリサイズが変化するため,この選択はLMKの動作に影響を与える.本稿ではARTに複数のGCアルゴリズムが実装されていることに着目し,アプリケーションの状態や特性に応じてGCに応じてアルゴリズムを切り替える手法を提案する.