電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-18-64
非常通信用バッテリレスワイヤレス通信システムに関する研究
◎渡邉啓佑・田中將義(日大)
スマートフォンなどの携帯端末の使用には,バッテリが必要であり,さらに通信網のインフラ設備の稼働が前提である. 非常災害時に,通信,電力インフラの遮断やバッテリ切れが発生すると被災者からの救援要請が困難となる. この問題に対処するため,著者らは,非常災害時用のバッテリレスワイヤレス通信システムを提案し, 1800 [m]間の双方向通信を実現した.さらに,被災者の位置を特定するためにGPSを用いた位置情報の取得と送信をバッテリレスで実現している.しかし,被災者が屋内に閉じ込められている場合にはGPSを使用できない課題が有る.そこで本論文では,屋内外に関わらず被災者の位置を推定する機能を付加したバッテリレスワイヤレス通信システムの検討を行い,実験結果を示す.