電子情報通信学会総合大会講演要旨
B-2-15
次世代SBAS規格のための衛星軌道情報の評価
◎北村光教・麻生貴広・坂井丈泰・星野尾一明(電子航法研)
衛星測位システム(GNSS)を航空分野で利用するために必要な補強システムの1つである静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS)では,2周波・マルチコンステレーション化によって測位の利用可能性と精度の向上を目指す,次世代SBASの規格化が検討されている.そこで本論文では,次世代SBASの広域補強で利用する衛星軌道情報に関する検討として,GPSのL2C,L5信号で放送される新しい航法メッセージ(CNAV)のメッセージ内容や衛星軌道・時計精度を評価することで,次世代SBASの広域補強におけるCNAVの有効性を検討した.検討の結果,CNAVを次世代SBASで利用することは有用であるものの,軌道情報の指定方法等の検討が必要であることが明らかとなった.