電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-12
選択履歴に基づく提案を行う対話型進化計算とその物体デザインシステムへの応用
◎檜山 翼・荒川 薫(明大)
一般の人にとって、十分満足できる物体のデザインを自分で行うことは難しい。そこで、デザインに関する知識が無い人でも容易に自分の好みを反映した物体デザインを行うことを目的として、対話型進化計算(IEC)を用いたデザインシステムが提案された[1]。しかし、単純なIECでは所望のデザインがなかなか出現しないという問題があった。そこで、著者らは先に、感性評価値を導入した対話型進化計算により、ユーザの所望のデザインを効率よく生成する方式を提案した[2]。本稿ではさらに、ユーザの選択履歴に基づき、計算機にユーザの好みのデザインを推定させ、それをデザイン候補としてユーザに提示する方式を提案する。計算機シミュレーションにより、本方式の有用性を示す。