電子情報通信学会総合大会講演要旨
A-15-6
分散ストレージにおける通信量推定法に基づくFlat XOR符号設計手法
◎吉田由唯・仲地孝之・白井大介・藤井竜也(NTT)
近年クラウド基盤を構成する分散ストレージの信頼性を高め,容量効率を向上させる消失訂正符号を用いた冗長化技術が注目されている.先に著者らは分散ストレージにおいて通信量を削減する非正則Flat XOR 符号の提案を行った.Flat XOR 符号は容量効率とディスク修復時の通信量にトレードオフ関係があるため,分散ストレージの利用目的に応じた特性を有する符号の構成法を選択し,符号を決定する必要があるが、適当な符号の選択には数値計算によるディスク修復時通信量の算出が必要となる.本稿では,Flat XOR 符号の通信量を推定する方法を導出し,解析的に符号構成法やパラメータ探索範囲の限定を可能とすることで,符号の選択を高速化する手法を提案する.