電子情報通信学会総合大会講演要旨
TK-5-5
京都大学デザインスクールの実践教育
石田 亨(京大)
京都大学デザインスクールは、自らの専門領域を超えて協働できる、突出した実践力を持つ専門家を育成している。修士課程での「問題発見型学習/問題解決型学習」では、異なる専門領域の学生がチームを組み、地域コミュニティ、医療現場、産業社会などで生じている具体的な問題や課題に対して、多様な視点から解決策を導き出す。博士課程では、学生チームが問題発見/解決の現場に赴く「フィールドインターンシップ」が用意されている。学生は「オープンイノベーション実習」や、デザインスクールの総仕上げとなる「リーディングプロジェクト」に取り組み、産官学が協働であたる複雑な課題に挑戦し博士論文をまとめる。一方、「京都大学サマーデザインスクール」は、社会に公開された3日間のデザイン・ワークショップである。2011年より開催され、毎年200名を超える学生・教員・社会人が集う。ほぼ同数の受講者と講師陣が刺激し合う、熱気に満ちた学びの空間が生まれている。