電子情報通信学会総合大会講演要旨
TK-4-5
ビッグデータ時代のバイオメトリクスにおけるプライバシー保護
瀬戸洋一(産技大)
 バイオメトリック技術は、識別、認証などの用途が主であったが、今後、ビッグデータ利用目的に追跡用途の立ち上がりが期待できる。特定・識別できる個人の情報ではなく、性別、世代情報や統計データをバイオメトリック技術により収集し、健康管理、ターゲットマーケティングへの事例もでてきた。追跡用途においてはバイオメトリクスのプライバシー性が問題になる。技術的な安全対策だけではなく情報を収集されるデータ提供者の安心感を得ることが重要である。市場創出および拡大のためには、バイオメトリクスのプライバシー性を明確にすることが解決の一助になると考える。バイオメトリクスにおけるプラバシーの考え方および新しい取り組みであるプライバシー影響評価手法を提言する。