電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-23-8
異種クラウド間システム移行自動化手法の提案
○小林美都成・保田淑子・肥村洋輔(日立)
 近年、運用コストや可用性等の観点から異なるクラウド環境間でシステムを移行するニーズが増加している. 異なるクラウド間の移行では、VMとVM の周辺リソースであるサブネットやディスクで構成されるシステ厶の一括移行ができず、個々のVMや周辺リソースの移行後にシステムの再構成が必要である. 従来この移行作業は人手で行われ、特に大規模システムの移行では作業の複雑化や工数肥大化による作業者の負担増加が問題となる. この問題の解決のために、本研究ではシステム移行処理の自動化による作業工数の削減を目的とする.
 システム移行自動化の実現に向けて、移行対象システ厶の構成をクラウド非依存な情報として把握し、個々のVM・周辺リソースの移行後に、抽象化構成情報に従い移行先環境でシステムを再構成する方針とした.
 異種クラウド間のシステム移行自動化を実現し、80%の作業量削減を達成した.