電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-22-5
人型ロボットにおける身体表現の伝達性検証
○高山伸也・酒澤茂之(KDDI研)・愛澤伯友(名古屋学芸大)
近年、人型ロボットが開発され、生活支援や介護、災害救助等の物理的なサポートだけでなく、人間とのコミュニケーションを通じてコンピュータや様々な情報端末へのアクセスが容易になることにより、情報的なサポートをする仲介者としても期待されている。頭部や腕等による擬人的な表現は効果的な情報伝達を実現することから、人型ロボットが人間と同様の身体表現を提示できれば、魅力的なサービスとなる。これまでに、腕や身体の向き、顔の表情等、様々な身体表現を持つ人型ロボットが提案されている。しかし、何れも、人間に近い自然な腕や身体の動きが生成されるが、ロボットが実行するタスクの伝達性が確立されているかは定かではない。そこで本稿では、発話と共にタスクを実行する人型ロボットにおいて、複数の身体表現を制作し、主観評価試験を実施して、それらの身体表現の伝達性を検証した。