電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-20-9
機器別消費電力量推定への半バイナリ行列分解手法の応用
◎松本眞子・藤本 悠・林 泰弘(早大)
近年,再生可能エネルギーの導入や大規模災害により電力供給の不安定性が懸念され,家庭内エネルギーマネジメントの重要性が高まってきている.機器の消費電力の「見える化」の実現にあたっては,例えば総消費電力量の情報のみから個別の機器の消費電力を推定することができればセンサ設置のコストをかけずに「見える化」が実現できる.
本稿では,「見える化」のためのセンサ設置のコストを最小限にするため,分電盤の主幹に設置した単一の電力計で計測した総消費電力量から個別の機器の消費電力の内訳を把握することを想定し,半バイナリ行列分解に基づく推定手法を提案する.また提案手法を行列分解に基づく既存の手法と比較し,その有用性を検証する.