電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-20-1
財務指標を用いた回帰分析による企業の時価総額の評価
○田中綾乃・荒川正幹(宇部高専)
企業価値評価とは、企業の経済的価値を推算することであり、株式投資や企業買収における意思決定において非常に重要である。これまで多くの企業価値評価モデルが提案されているが、投資における意思決定に実用できる精度ではない。本研究の目的は、財務指標を用いた回帰分析による時価総額の評価を行い、既存のモデルよりも精度の高い企業価値評価手法を開発することである。日本の株式市場に上場する3月期決算の企業、2,037社を対象とし、企業の財務指標を説明変数、市場におけるその企業の時価総額を目的変数とした回帰分析を行った。線形重回帰分析およびニューラルネットワークを用いて分析した結果、精度、予測性の高いモデルが得られた。