電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-5
二値化磁化率分布データを用いたマジックアングル領域置換法による定量的磁化率マッピング
○桃澤 礼・山本悦治(千葉大)
定量的磁化率マップの算出方法は幾つか報告されているが,従来法では磁化率マップ特有の筋状アーチファクトが少なく,かつ定量性に優れた計算結果を得ることは困難とされている.この理由は,磁化率マップのフーリエ空間におけるマジックアングル領域において,解が発散するためである.本報告では,強度画像から二値化磁化率マップを生成し,そのデータを用いて位相画像領域の拡大とマジックアングル領域の置換を行うことで,磁化率マップを算出する方法を提案している.提案法を頭部数値モデルに適用した結果,従来法よりも定量性に優れ,かつ値のばらつきの小さい結果が得られたので報告する.