電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-4
離散磁化数変調MRI拡散強調画像シミュレータを用いた低磁化率デバイスによる画質劣化の評価
◎櫻井淳希・桃澤 礼・山本悦治(千葉大)
MRI拡散強調画像シミュレータは,パルスシーケンスやハードウェアの開発支援に有用である.従来, MRI術中支援などに用いる低磁化率デバイスの開発には,実機を用いた試行錯誤が必要であり膨大な労力を要していた. しかし,シミュレータを用いてこのようなデバイスが画質に及ぼす影響を評価できれば,開発効率の向上が期待できる.われわれは以前に,静磁場不均一が画質に及ぼす影響を高速で計算するために,離散磁化数変調シミュレータを提案した.今回,前記シミュレータを活用し,チタン製のデバイスが頭部近傍に置かれたときに誘起される磁場不均一が,画質に与える影響について検討した.画像から評価した形状歪みは理論値とほぼ一致した.