電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-16-2
拡散強調MRIシミュレータを用いた圧縮センシングにおける位相エンコード選択法に関する検討
○園川龍也・山本悦治(千葉大)
圧縮センシング(CS)をMRIへ適用する場合,エンコードの選択法により再構成画像の画質が大きく変化するが,実機による最適化には膨大な時間と労力が必要である.そこで本報告では,効率的に画像の比較を行うため,当研究室で開発した拡散強調MRIシミュレータを用い,k空間における位相エンコードの低波数域の選択範囲及び,それ以外の選択に用いる確率密度関数が画質に及ぼす影響について検討した.その結果,位相エンコードのランダム性と,高波数域を過剰に取得することにより発生するアーチファクトとの兼ね合いから,低波数域の選択範囲は38エンコードに,半値全幅は100付近に設定したガウス関数での選択が最適であると推測された.