電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-15-24
反転授業とペアプログラミングを組み込んだプログラミング実習における学習者の動向の分析
◎向山慎二・上原 涼・鈴木 聡・小方博之(成蹊大)
自身の既有知識とすり合わせながら外からの知識を受け入れ構成する知識構築のスキルは,分野に関係なく今後学習の場で大いに重視される.本研究はコンピュータシミュレーションの授業においてこのスキルの獲得を期待し,反転授業,ならびに協調学習の一形式であるペアプログラミングを反転授業の対面授業場面に導入した.ペアプログラミングでは受講者の学習パフォーマンスに基づきペア編成や座席配置を最適化し,本授業における学習者の成績の変化と,授業の取り組みの自己評価の関係を分析した.分析結果から,成績が伸びた受講者は,座席位置がある程度固定されていると印象を持ちながら,ペアとの相互作用に専念する傾向が多少みられることが示された.