電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-15-3
安全なWebブラウジング方法習得のための実践学習システムの検討
○澤谷雪子・半井明大・浦川順平・松中隆志・山田 明・窪田 歩(KDDI研)
本稿では,普段のブラウジング環境で気軽に安全なブラウジング方法を学習できるシステムを提案する.インターネットユーザに対する我々の調査で,過去にトラブルに遭遇し,危険を感じたユーザ群は,危険を感じたことのないユーザ群よりも安全を確認しながらインターネットを利用する傾向にあることが分かったため[1],ユーザに模擬的に被害を体感させ,それと同時に安全な行動に関する情報の提示を行うことで効果的な学習が期待できる.そこで提案システムではWebサイト閲覧中のユーザに対して危険を模擬したサイトを表示し,ユーザが閲覧中止などの正しい判断をするかどうかを分析し理解度を判定した上で,危険を伴う不適切な挙動をユーザがとった場合には,想定される被害などの警告を表示して,模擬的に被害を体感させ,正しい振る舞いの提示を行う.