電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-14-17
長期継続運用に耐える話者照合システムの開発と評価
○柳岡伸幸・岩野公司(東京都市大)
話者照合は,入力の手軽さなどから注目されている個人認証技術であるが,経時によって音声の特徴が変動し,照合性能が劣化するという問題が存在する.そこで本研究では,長期継続運用が可能な話者照合システムとして,「照合時に本人として受理された発声を利用して継続的な話者モデルの更新を行う」「最終登録日から2週間以上経過した場合には,再登録を要求する」という2種類の機能を実装したGMM-UBM法に基づく話者照合システムを提案する.このシステムを8人の被験者により約一ヶ月間継続運用したときの性能を調査したところ,両機能ともに有効であることが確認され,両機能の併用によって経時による照合性能の劣化が防がれることが示された.