電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-14-4
音源分離を用いた発話重複区間検出
○池田直史・出木浦悠人・松本哲也(名大)・竹内義則(大同大)・工藤博章・大西 昇(名大)
複数話者による談話では、話者が同時に発話をすることによる発話の重複が発生する場面が多くあり、このような発話の重複は、音声認識精度の低下などにつながる。本研究では、このような発話の重複区間を、音源分離を用いることによって自動で検出する手法を提案する。統計的に独立な重複音声の分離音は互いに無相関な信号となるが、単独発話の分離音同士の相関は重複音声の分離音同士の相関と比べて高くなる.この相関の違いを利用し、閾値処理により重複発話区間を検出する。実際に重複を含む発話について重複区間検出実験を行ったところ、従来手法と比較して高い検出精度が得られることが確認できた。