電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-13-1
スマートフォンセンサを用いた自転車走行状態推定環境の提案
河内雄太・○加藤 一・金田重郎(同志社大)
現在,二酸化炭素を排出しない移動手段として自転車に注目が集まり,快適な走行を実現するアプリケーションが盛んに作成されている.一環として自転車に取り付けたセンサから道路情報を推定する手法について研究が行われているが,高精度な自転車走行情報の測定には特別製のプローブ自転車が必要であり,複数台でのアプリケーションの利用が現実的ではないという問題が存在する.本稿では,スマートフォンに搭載されたセンサを使用して走行状態を推定する手法を提案する.単純な挙動のみを推定し,段階的な推定を行う.更に,走行状態推定環境のライブラリ化によって,複雑な処理を隠蔽しアプリケーションへの実装を容易にする.実験の結果,十分な精度が見込めることを確認した.