電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-77
画像認識を用いた高齢者見守りにおける危険検出手法
○山野純嗣(阪大)・角野和也(レイトロン)
現在、高齢者の見守りは人出に頼ったものが大半であり、多大な労力が費やされている。高齢者の在宅介護における課題としては被介護者の転倒、転落後の放置による重度化および転倒後症候群による自立度の低下がある。本稿では、このような課題の解決を目的とした高齢者見守りシステムを実現するための危険検出アルゴリズムを提案する。転倒などの危険状態の検出は、カメラ画像から被介護者の姿勢を認識し、その遷移および保持時間をリアルタイムで解析することにより実現する。姿勢認識にHOG特徴量とSVMを使用し、姿勢遷移の判定にはDTWを適用することにより、転倒と横たわりなどの似通った動作においても提案手法の有用性を確認した。