電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-71
特徴点の距離の組み合わせによる顔認証の精度向上
○大関和夫・石島脩丞・平川 豊(芝浦工大)・佐藤清次(産技短大)
筆者らは,顔認証に顔部品の特徴点を用いる方式の精度向上を行っている[1].検出された全特徴点を用いて距離の差の平均を用いるより,人間が見て特徴的な点を選んで用いる方が,識別性は高くなっていた.登録画像と入力画像の距離を評価する特徴点の組み合わせを変化させ,検出率の向上を図ることが重要である.少ないサンプルでこの効果を調べるため,距離の差のばらつきを求め最終的な検出精度の推定を行うことをめざす.
今回は,全特徴点77個を用いる場合と,顔の特徴的な形状に係わる6種の距離データに対する分布を求め,識別性の検討を行った.更にそれら2種の評価関数を統合したところ,大幅な識別性の向上が見られた.