電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-20
複数人会話における対話者への視線の自動推定
◎荒木智彰・山本誠一(同志社大)・馬田一郎(NICT)
近年,会話分析において,音声以外に対話者への視線情報などが利用されている. 視線情報を利用するには,視線情報を付与したコーパスを作成する必要があり,従来は手動によるタグ付けが行われていたが,この作業は分析者にとって多大な労力が必要となる. 本稿では,会話中の視野映像に対する顔検出と,視線追跡装置から得られる視線座標情報を統合し,色相ヒストグラム間距離によって対話者を特定する事で,対話者会話中の対話者顔への視線の自動推定を行う手法について検討を行う.会話中の視野映像を対象とした評価実験を行った結果,適合率0.835,再現率0.624,F値0.715となった.