電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-12-16
生成型学習法を用いた傘差し歩行者の検出に関する検討
◎新保祐人・出口大輔・井手一郎・村瀬 洋(名大)
近年,自動車の運転支援を高度化すべく,車載カメラを用いた歩行者検出に関する研究が広く行われている.
雨天時の支援を考えた場合,傘差し歩行者は自動車の接近に気付きにくいことから,運転者に対する警告の重要度が高いと考えられる.
しかし,このような歩行者は傘で頭部が隠れていることが多く,従来の歩行者検出手法では検出が困難である.
そこで本発表では,傘差し歩行者を傘と胴体の2つの部からなる物体と考え,個別に検出器を構築することで,傘差し歩行者を検出する手法の検討結果について報告する.
また,傘検出器の学習には生成型学習を利用し,少数の傘画像サンプルから大量の学習用データを生成することで,学習データ収集のコスト削減を図る.