電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-52
パッチを用いたぶれ画像のブラインド画像復元に関する研究
○仙敷大樹・澤田将直・後藤富朗・平野 智・桜井 優(名工大)
ぶれは代表的な画像劣化のひとつであり,その復元に関して多くの研究がなされている.それらの研究では画像の劣化過程をぶれの点広がり関数(PSF : Point Spread Function) によってモデル化し,PSF を推定することで,1 枚の入力画像からの復元を可能としている.しかし,PSF の推定誤りから発生するリンギングや雑音の強調,処理時間が膨大であるなどの問題が依然として存在する.そこで本稿では,劣化画像のローカルなパッチを用いた高速なぶれ復元手法を提案する.提案法では劣化画像の特徴量から PSF 推定に最適なパッチを選択することで処理時間の大幅な削減を可能としている.