電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-48
画素間差分値の3乗を用いた補間拡大画像の鮮鋭化
○小野直樹・浦浜喜一(九大)
画像の高解像度化のためには補間が必要であるが,補間処理は通常標本点間を滑らかに接続することを基本とするため,エッジ等はぼやけてしまうことが多い.従って,単純な補間処理ではなく何らかの鮮鋭化効果を伴うことが望ましい.本研究では,注目画素とその周辺画素との個々の差分値を3乗した値の加重和を鮮鋭化のための補正値として用いる画像の鮮鋭化方法を提案する.この方法によって通常の補間によって得られた画像に対しても効果的な鮮鋭化ができ,目標とする高精細な画像に,より近い画像が得られることを実験によって示す.