電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-47
スパース表現を用いた画像のノイズ除去のための高速な基底辞書選択
○伊藤 薫・今村幸祐・松田吉雄(金沢大)
画像のスパース表現は画像パッチを少数の基底辞書の線形和により表す手法であり,信号近似に用いる基底辞書選択に多くの内積演算が必要である.画像のスパース表現においてOMP法によって基底辞書を選択する際、辞書と画像パッチとの内積値が高い値を示す辞書が選択される傾向がある。ただし、基底辞書を適用した後の残差信号エネルギーが高い場合は、この例から外れることが多い。そこで本研究では,スパース表現を用いた画像のノイズ除去における画像パッチと基底辞書の内積順位と残差信号に基づいた基底辞書選択手法を提案し,近似精度の低下を抑えながら計算量の削減を行う.