電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-42
両方向動き補償予測を用いた流体計測用JPEG画像の再圧縮
○鹿倉貴之・松田一朗・亀田祐介・伊東 晋・佐竹信一(東京理科大)
微細流路中の流体の振る舞いを解析するために,パルスレーザによる流体中の粒子(トレーサ)の干渉縞(ホログラム像)から,その3次元運動を求める手法が開発されている[1].この手法では,ハイスピードカメラを用いて毎秒1000フレーム以上の画像を撮影するため,得られたデータを動き補償予測などの計算量の多い処理を用いてリアルタイムに圧縮することが難しい.そこで筆者らは,撮影時にJPEG方式によってリアルタイム圧縮された画像データを,オフライン処理により更に圧縮する手法について検討している[2].この再圧縮処理においては,フレーム間相関を利用した動き補償予測の技術を用いることが可能である[3].本稿では,フレームの並び替えに基づいた両方向動き補償予測を導入し,さらなる圧縮率の向上を図る.