電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-41
再帰型および非再帰型手法の併用によるイントラ予測の性能改善
○石田裕太・亀田裕介・松田一朗・伊東 晋(東京理科大)
 先に我々は,ブロック単位の処理に基づく画像符号化方式に適用可能な再帰型イントラ予測手法を提案した.この予測手法は,近傍画素群の加重和を出力とする線形予測器をブロック内の各画素に再帰的に適用するため,特定の方向に強い相関を有するテクスチャの予測に適さない場合がある.一方,動画像符号化標準のHEVCなどに採用されているイントラ予測手法は,符号化済みの近傍ブロックの再生値から直接予測値を生成しており,非再帰型の手法とみなせる.本稿では,再帰型および非再帰型の予測手法をブロック毎に適応選択することで,イントラ予測の性能改善を図る.