電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-33
非白色投影面に対してロバストな投影像の色補正手法の開発
○小曳 尚・柄沢未希子・武山泰豊・馬場雅裕(東芝)
近年,プロジェクタを用いて身の回りの机や壁などを投影面として映像を投影したいというニーズが生まれているが,有彩色の投影面では投影像の色がずれるという問題がある。これに対して,従来法のように理想的な白い投影面上での色に近づくよう投影像の色を補正すると,投影面が濃い/暗い色を有する場合に色飛びや色潰れなどの画質劣化が発生する。本文では,投影面の反射特性に応じて,白い投影面上での色に近づけつつ補正像の色飛びや色潰れが生じないように投影目標の色域を設定し,その色域の中で色度を維持しながら明るさ感を高めることにより,濃い/暗い色を有する投影面における画質を改善する手法を提案する。