電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-31
双曲面ミラーを用いた全周囲映像の撮影と投影
○田中宏和・三輪貴信・橋本周司(早大)
魚眼カメラや全方位カメラは3次元シーンを死角なく撮影できるが,撮影された全周囲映像には歪みがあり人間には見やすくない.我々は,全周囲映像を見やすく表示する装置として,円筒形スクリーンに注目している.円筒形スクリーンは,撮影した3次元シーンを幾何学的な歪みなく再生でき,複数人での閲覧にも適当なことから全周囲映像の表示に有効だと考えられる.しかし,円筒形スクリーンへの映像の表示に複数台のプロジェクタやカメラが必要で装置が複雑化するという問題があった.本論文では,全周囲映像の撮影と円筒形スクリーンへの映像の投影に同一の双曲面ミラーを用いて光学系を一致させることで,装置を簡単化できることを確認する.