電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-11-17
画像を用いたマンホール鉄蓋の段差計測アルゴリズム
○内堀大輔・高橋宏行・川端一嘉(NTT)
マンホールは通信や下水道の重要設備であり,その入り口となる鉄蓋は道路上の至る所に設置されている.日本電信電話(NTT)では約68万個の鉄蓋を所有しており,安全を確保するために鉄蓋に発生した段差の点検を実施している.現在の点検では,車道に安全帯を設置し,ノギスを用いて段差計測を行っているが,路上作業のため,安全性確保や交通の妨げになることが問題となっている.このような背景から,遠隔地から撮影した鉄蓋の画像から段差を自動的に計測するアルゴリズムを開発した.本アルゴリズムの性能評価実験を行ったところ,段差の検知率は90%,解析値とノギス計測との差異は最大で1.8mmとなり,代替手段として有効であることが示された.