電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-9-33
筆跡鑑定用文字切り出しソフトウェアの開発
○田口雄一(福岡県警察)・林 豊洋・大橋 健(九工大)
筆跡鑑定において,手紙やノートなど多数の文字が記載された資料の鑑定がしばしば嘱託される.筆跡鑑定は,記載者の異同を判断するために,同じ文字種(「あ」と「あ」など)の筆跡を比較して鑑定資料どうしの類似性や相違性を検査するものであり,鑑定する際には資料中に存在する同じ文字種を一覧できることが望ましい.そのため,鑑定作業の前に資料中に存在する文字を分類・整理した文字の比較表を作成することが多いが,比較表の作成に2週間ほどの期間を費やすこともあり,鑑定期間の長期化を招く要因となっている.そこで本研究では,鑑定資料からの文字切り出しと比較表の作成を効率的に行うことが可能なシステムの開発を目的とする.