電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-14
睡眠時の脈と呼吸におけるδ波の出現率の無拘束推定法
○髙原由莉・鏑木崇史(青学大)・渡辺嘉二郎(法政大)・栗原陽介(青学大)
睡眠で疲労を回復するには質の高い睡眠が重要である.睡眠の質は,頭部に電極を設置し計測した脳波に対し,国際基準であるR&K法をもとに医師が6つの睡眠段階に分類し評価する.特にδ波の出現率の高さから判定される徐波睡眠は,睡眠の質を評価するうえでは重要である.しかし,R&K法では同じ被験者のデータでも医師によって睡眠段階の評価が異なることが指摘されている.
本研究では睡眠時に変化する生体情報,特に無拘束で計測しやすい脈と呼吸の生体情報から睡眠の質を推定することを目指す.具体的には医師によって評価が変わってしまうR&K法による睡眠段階ではなく,R&K法において,徐波睡眠の判断の基準になるδ波の出現率を推定する.