電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-9
スマートグラスを用いた視覚刺激による定常状態視覚誘発電位
○三浦晴成・松井大輔・靏 浩二(大分高専)
脳とコンピュータを繋ぐBCIと呼ばれるインターフェースが注目されている. BCIに利用される脳波にも様々な種類が存在し,我々は定常状態視覚誘発電位(SSVEP)に注目した. SSVEPは,点滅する光刺激を注視することで発生する脳波で,誘発が他の脳波に比べてロバストで測定が容易である.このSSVEPを使用したBCIの現状の問題点として,脳波測定を有線で行っているため,インターフェースとしての自由度が下がってしまう点にある.そこで本研究では,脳波測定に無線脳波測定装置,光刺激の提示にスマートグラスを使ったBCIのシステムを提案する.このシステムを2クラスのBCIとして使用し判別率を出した結果,安静状態での使用で最高で92.5%の判別率を得た.