電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-6
Shanon Energy Envelope に基づく心拍抽出手法の改良
○長友 毅・清水郁子(東京農工大)・池田 剛・幸島明男・車谷浩一(産総研)
心電データからのR波検出は重要な処理であり,多くの手法が提案されてきた.従来提案されたShanon Energy Envelope (SEE)に基づく手法は,心電データのSEEをヒルベルト変換することで,R波をゼロ交差として検出することが可能な手法であり,閾値を必要とせず高精度な検出が行える手法として知られている.本論文では,SEEに基づく手法において用いられているバンドパスフィルタに替えて,Quadratic Spline Wavelet(QSW)をマザーウェーブレットとするウェーブレット変換を用いることにより精度を向上させることに成功したことを報告する.