電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-5
適応的差分パルス符号変調を用いた心電データ圧縮
○小宮山広幸・清水郁子(東京農工大)・池田 剛・幸島明男・車谷浩一(産総研)
心電データを用いて診断を行うためには,周波数は数百Hz以上,解像度は10bit以上必要であるといわれており,長時間の心電データを保存するためには膨大なデータ容量が必要となる.本論文では適応的差分パルス符号変調(ADPCM)を用いた心電データの圧縮について述べる.ADPCMは一般に音声データに用いられる不可逆圧縮法として知られており,データを4bitに圧縮することができる.しかし,ADPCMによる圧縮を行うとデータが急激な変化する部分で誤差が大きくなる.そこで本手法では,心電の電位変化が激しい箇所では圧縮を行わず元のデータを残すことによってデータの再現率を高めた.