電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-3
強制的なタスク応答動作誘発の学習への影響-感覚提示法の検討-
○佐野宙人・金子秀和(産総研)・長谷川泰久(名大)
近年、脳損傷等によって失った運動機能の効果的・効率的な回復を目指して、ロボット技術を用いたリハビリテーション技術が提案されてきている。我々は新しいリハビリテーション方法の開発を目的として、ラット用選択反応時間タスク遂行中に前肢応答動作を強制的に誘発することで生じた運動感覚が学習に与える影響を調べた。これまで、自発動作と類似の触感覚や筋感覚を再現することで健常あるいは脳梗塞片麻痺ラットでの学習過程が促進される可能性を示している。本稿では、実際に前肢の接触圧を計測し、先の学習促進効果が得られた実験条件において、自発応答時と類似した接触圧が提示されていたことを実証した。