電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-7-1
視覚皮質補綴に向けた時空間パターン刺激チップの試作
○亀田成司・林田祐樹・八木哲也(阪大)
失明患者の視機能を工学的に再建する視覚皮質補綴に向けた時空間パターン刺激チップを0.25µm CMOS技術を利用し設計・試作した.刺激チップは64極の刺激電極から双極性電流パルスを最大200Hzで生成できる.振幅などの刺激パラメータは内蔵レジスタに電極毎に設定することができ,チップ外から適宜変更することができる.また,刺激チップ毎に設定される識別信号により最大4096電極を同時に制御できる.本刺激チップが最大±400µAの双極性電流パルスを生成できることを実験により確認した.さらに,本刺激チップに内蔵したパルス幅調整機構により残余直流電流を体内埋植可能なレベルまで抑制できることを確認した.