電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-6-15
超音波を用いた位置測定システムの改良
◎坂口雄輝・松岡俊佑・藤枝直輝・市川周一(豊橋技科大)・川口秀樹(室工大)
屋内向けの位置測定をリアルタイムかつ高精度に行うために,複数周波数の
超音波を用いた位置測定システムが提案されている.本研究では先行研究の
位置測定システムを改良し,測位可能範囲の拡大と測位精度の向上を行った.
送信機の取り付け角度の見直しと受信回路への周波数フィルタの追加を行い,
測位範囲を 80 cm 四方まで拡大した.測位誤差の原因として,超音波検出
回路の遅延のよる誤差,超音波の伝搬距離の増大に伴う減衰による誤差,送
受信機の指向性による誤差を対象として補正を行った.その結果,超音波の
伝搬距離の増大に伴う減衰による誤差の補正が最も有効であり,測位誤差の
平均を 3.073 cm に抑えることができることがわかった.