電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-4-27
ファイルシステムのデータレイアウト制御によるI/O性能の向上
◎古野雄太・山口実靖(工学院大)
I/O速度向上手法の1つにHDD上のファイルレイアウトを静的変更して, HDDのシーク距離を削減する手法がある. 本稿では, ファイルアクセスパターンが既知である状態を想定し,ファイルシステムによる動的なデータブロック確保を制御して, HDDにおけるファイルレイアウトを改善し, I/O性能を向上させる手法を提案する. そして, 試行実装を用いた評価を行い,有効性を示す. 試作実装ではExt4ファイルシステムのデータブロックビットマップに着目し,ブロック確保を回避したい領域の使用ビットを立て,新規ブロック確保場所を制御する.