電子情報通信学会総合大会講演要旨
D-4-24
命題論理の拡張としてのベイジアンネットワークの構築手法の提案(第1報)
◎榎本拓人・木村昌臣(芝浦工大)
ベイジアンネットワークは確率変数の因果関係を有向グラフのネットワークで表した確率モデルである. 既存のベイジアンネットワークの構築方法は評価関数を用意し,これを最適化するものだが, 因果関係を命題論理の拡張ととらえると, 原因→結果といった因果関係を持つ変数間の真偽のパターン全てにおいて最適化している.しかし, 命題論理において原因が偽となる場合には結果の真偽によらず命題そのものは真となるため, 因果関係の有無には影響しないと考えられる. そのため, 真→真, 真→偽のみの変数間の関係をもとに最適化する必要があると考えられる. そこで, 本研究では命題論理を拡張したベイジアンネットワークの構築手法を提案する.